てとば美術館について

五島の時間と記憶を、アートで受け継ぐ場所

 

「五島の記憶を、アートで記録する」

それが、てとば美術館の出発点です。

 

海風にさらされながら静かに息づいてきた建物を再生し、写真館や書道教室だった記憶とともに、新たな時間が流れはじめます。
 
目に見えないものに光をあてること。
暮らしの中で忘れられていく風景や文化を、
アートの力でそっとすくいあげ、未来へ渡す。
 
この地に根ざし、この地で暮らす人々とともに歳を重ねていく「生きた美術館」を目指します。

 

 


 

なぜ、五島に美術館なのか

五島には、豊かな自然と、重層的な歴史、独自の文化があります。
一方で、島の外から文化やアートに触れる機会は、決して多くはありません。

てとば美術館では、アーティストが実際に五島に滞在し、島を歩き、人に出会い、時間を過ごしながら制作を行います。

その過程で立ち上がるのは、観光パンフレットでは伝えきれない「生きた五島の姿」です。

作品は完成形であると同時に、この土地と向き合った時間そのものでもあります。

 


島と対話するアート

年間を通じて、企画展・滞在制作・対話の場を展開

てとば美術館では、年間を通じて3〜4回の企画展を開催しています。
作品を鑑賞するだけでなく、五島の自然や文化、記憶と向き合う時間そのものを、展示としてひらいています。

また、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)として、島に滞在しながら制作を行うプログラムも実施しています。

制作の過程や思考の揺らぎも含めて共有することで、美術館は「完成された答えを提示する場所」ではなく、考え続けるための場でありたいと考えています。

 

 

 

てとば美術館が目指していること

 

● 鑑賞者のために

誰もが、日常の延長線上でアートに触れられる場所をつくります。
専門知識がなくても、ふらりと立ち寄り、
自分の感じ方を大切にできる美術館を目指しています。


● アーティストのために

地方だからこそ生まれる表現があります。
滞在制作という時間を通して、
アーティストの思考と挑戦を、静かに支えます。


● 地域の未来のために

文化がある場所は、人が誇りを持てる場所になります。
美術館を通して、五島に「選ばれる理由」を一つ増やしていきたいと考えています。

この美術館があることで、
地域の子どもたちが「表現していい」「感じていい」と思える瞬間が生まれ、大人にとっても、日々の役割や正解から少し離れ、
自分の内側と向き合う時間が生まれることを願っています。

 

作品と記憶のために

この島で生まれた作品や記録を、
単発の出来事として終わらせるのではなく、
「誰が、いつ、どのように五島と向き合ったのか」という連なりとして残していく。

展示の積み重ねは、やがてこの島の文化の軌跡になります。
その記録を丁寧に残し、未来へつないでいくこと。
それが、てとば美術館の担う役割だと考えています。

 

 

 

Address

長崎県五島市富江町富江335-1


Opening Hours

10:00 am – 5:00 pm

※不定休のため、インスタグラムにてオープン情報をご確認ください。


Admission fee

一般:1,000円 

島民・高校生以下:500円

小学生未満:無料