
商品説明
Title
「oneonde」
制作年度:2025
サイズ:240×327mm
素材:水彩、木製額
Curator’s Note
富江町に伝わる念仏踊り「オネオンデ」。
色鮮やかな着物をまとった踊り子たちが、祈りとともに身体を揺らすその姿は、静けさと高揚が同時に立ち上がる、不思議な時間を生み出します。
五島全体では「ちゃんここ」と呼ばれ、地域ごとに少しずつかたちを変えながら、お盆の時期に受け継がれてきた伝統芸能です。そこには、先祖への祈りと、土地に根ざした暮らしのリズムが息づいています。
本作《oneonde》は、アーティスト・LeNa SATOが五島に滞在している最中に描き上げた作品です。
実際の踊りを前にし、目に映る色や動き、空気の揺れを、そのまま画面へと写し取るように制作されました。
カラフルな色彩は、衣装の華やかさであると同時に、
人から人へと受け継がれてきた記憶や祈りの層をも映し出しています。
この絵は、踊りそのものではなく、
踊りが立ち上がる「場」と「時間」を描いた一枚です。
About Artist
LeNa SATO
多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。インテリアショップ「unico」のグラフィックデザイナーとして勤務後、カナダに渡り、現地のインテリアショップやカフェで働きながら暮らしの感覚を養う。帰国後、イラストレーター/アーティストとしての活動を本格的にスタート。
顔彩や水彩、アクリル絵の具などを用いて、植物や昆虫、日常の風景をやわらかなタッチで描く。雑誌やパッケージのイラストレーションをはじめ、Zineの制作など、表現の幅を広げる活動も行っている。本展では、五島の自然や風景、人の営みの中に見出された“断片”をすくいあげるように描かれた絵は、どこか懐かしく、見る人の中にある記憶を静かに揺さぶる。
展示
てとば美術館vol3
LeNa SATO 個展「断片 – Piece of Goto Islands」
2025年8月1日(金)~ 8月31日(日)
2022 “LeNa SATO soloexhibition vol.01” (TONER / Tokyo)
2023 “LeNa SATO soloexhibition vol.02 MOOD” (Shatter / Tokyo)
2024 Group exhibition “HAPPY HOLIDAY” (M.A.P. Gallery / Tokyo)
2025 Jan COMITIA exhibitor (Makuhari / Tokyo Big Sight)
2025 Mar “Camera Flea Market” exhibitor (Camera / Tokyo)
2025 May “Face to Face” solo exhibition (Tabaneru / Tokyo)
2025 Aug “Fragments – Piece of Goto Islands” solo exhibition (Tetoba Museum / Goto Islands, Nagasaki)
